オリーブの炭疽病とは?


炭疽病(たんそびょう)は、カビ(糸状菌)が原因で発生する病気です。

雨が続く時期や風通しの悪い環境で発生しやすく、葉・枝・実に被害が出ます。

早めに対処すれば被害を最小限に抑えられます。


主な症状

  • 葉に黒色〜茶色の丸い斑点ができる
  • 斑点が広がり葉が枯れる
  • 葉が大量に落ちる
  • 実に黒いくぼみができる
  • 実が腐って落ちる
  • 枝先が枯れることがある

発生しやすい時期

  • 梅雨(6〜7月)
  • 秋の長雨
  • 台風後
  • 雨が何日も続いた後

原因

炭疽病はカビが原因です。

次のような環境で発生しやすくなります。

  • 雨が続く
  • 葉が長時間濡れている
  • 風通しが悪い
  • 枝葉が混み合っている
  • 病気の葉を放置している

対策

① 病気の葉や実を取り除く

感染した葉・実はそのままにせず、すぐに取り除きます。

※地面に落ちた葉も回収しましょう。

② 剪定して風通しを良くする

枝が混み合うと湿気がこもります。

不要枝を剪定し、風が通る樹形にしましょう。

③ 雨の日の作業を避ける

濡れた状態で剪定すると病気が広がりやすくなります。

④ 殺菌剤を散布する

発生初期であれば殺菌剤による防除が効果的です。

散布は使用方法を守り、ラベルを確認して使用してください。


予防方法

  • 定期的に剪定する
  • 落ち葉を放置しない
  • 株元を清潔に保つ
  • 雨の多い時期は早めに殺菌剤を散布する
  • 水の与えすぎに注意する

よくある質問

 

炭疽病は自然に治りますか?

いいえ。

一度病気になった葉は元に戻りません。感染した部分は取り除きましょう。

 

実は食べられますか?

病気が出た実は品質が落ちるため、食べないことをおすすめします。

 

他の植物にも感染しますか?

炭疽病は多くの植物で発生しますが、

原因となる菌は植物によって異なる場合があります。

感染源となる病葉は放置しないことが大切です。