オリーブのすす病|葉が黒くなる原因と対策


すす病は、葉や枝が黒いすすをかぶったように見える病気です。

実際には植物自体が黒く変色しているのではなく、

害虫が出す甘い排泄物(甘露)にカビが繁殖することで発生します。

そのため、すす病を治すにはカビだけでなく害虫の駆除も重要です。


主な症状

  • 葉が黒いすすで覆われる
  • 指でこすると黒い汚れが付く
  • 葉の光沢がなくなる
  • 光合成が妨げられ、生育が悪くなる
  • 葉が落ちることがある
  • 見た目が悪くなる

原因

すす病の原因は、カビが葉の表面で繁殖することです。

しかし、そのきっかけとなるのは害虫です。

特に発生しやすい害虫

  • カイガラムシ
  • アブラムシ
  • コナジラミ

これらの害虫が出す甘露にカビが付着し、すす病になります。


発生しやすい時期

  • 初夏

害虫が多く発生する時期に増えやすくなります。


対策

① 害虫を駆除する

最も重要なのは原因となる害虫を取り除くことです。

特にカイガラムシはオリーブで非常に多い害虫です。

② 黒くなった葉を洗う

軽症であれば、水で洗い流したり濡れた布で拭き取ることで改善できます。

③ 被害が大きい葉は取り除く

黒く覆われた葉が多い場合は剪定し、新しい葉の成長を促しましょう。

④ 風通しを良くする

枝が混み合うと害虫も発生しやすくなります。

定期的な剪定を行いましょう。


予防方法

  • カイガラムシを早めに駆除する
  • アブラムシを放置しない
  • 定期的に葉を観察する
  • 枝を剪定して風通しを良くする
  • 葉にベタベタした液が付いていないか確認する

よくある質問

黒い葉は元に戻りますか?

すす病自体は葉の表面に付着したカビなので、

軽症であれば洗い流せる場合があります。

 

植物は枯れますか?

すす病だけですぐ枯れることは少ないですが、

光合成が妨げられ、長期間放置すると樹勢が弱る原因になります。