オリーブの立枯病|突然しおれる原因と対策


立枯病(たちがれびょう)は、土の中にいる病原菌によって根や株元が侵され、

植物が急にしおれたり枯れたりする病気です。

特に発芽したばかりの実生苗や若い苗で発生しやすく、

大きく育ったオリーブでは比較的少ない病気です。


主な症状

  • 急に葉がしおれる
  • 水を与えても回復しない
  • 株元が黒く細くなる
  • 茎の付け根が腐る
  • 根が茶色や黒色に変色する
  • 最終的に枯れてしまう

発生しやすい時期

  • 春(3~5月)
  • 梅雨時期
  • 秋(9~10月)

気温が高く、湿度が高い時期に発生しやすくなります。


原因

立枯病は土壌中の病原菌によって発生します。

発生しやすい環境

  • 水の与えすぎ
  • 排水性の悪い土
  • 風通しが悪い
  • 密植している
  • 汚れた用土や鉢を再利用している

対策

① 発病した株を隔離する

病気が広がるのを防ぐため、発病した株は他の植物から離します。

② 傷んだ株は処分する

症状が進行した株は回復が難しいため、処分を検討しましょう。

病気の株は堆肥にせず、自治体のルールに従って廃棄してください。

③ 用土を新しくする

再利用した土には病原菌が残っている場合があります。

新しい清潔な培養土を使用しましょう。

④ 水の与えすぎを避ける

土の表面が乾いてからたっぷり与えることが大切です。

常に湿った状態は立枯病を招きやすくなります。

⑤ 排水性を改善する

オリーブは水はけの良い環境を好みます。

赤玉土や軽石などを混ぜて排水性を高めましょう。


予防方法

  • 清潔な培養土を使う
  • 鉢や道具を消毒する
  • 水の与えすぎに注意する
  • 風通しを良くする
  • 密植を避ける
  • 苗を過湿にしない

よくある質問

 

立枯病は治りますか?

初期であれば改善する場合もありますが、

症状が進んだ株は回復が難しいことが多いです。

 

成木でも発生しますか?

発生することはありますが、オリーブでは主に実生苗や若い苗で

見られる病気です。成木では、根腐れなど別の原因で

しおれるケースのほうが多く見られます。

 

他の鉢にも広がりますか?

病原菌は土や水を介して広がることがあるため、

発病株は早めに隔離し、共用の土や鉢を使わないようにしましょう。